2008年10月30日

授業分割 学力アップ 福岡・梅林中 1コマ25分 集中力持続

授業分割 学力アップ 福岡・梅林中 1コマ25分 集中力持続

学力の二極化が深刻化するなか、福岡市城南区の梅林中学校(田村茂校長、374人)が一部の授業で1コマ50分を半分にする短時間授業に取り組んでいます。生徒の集中力を保つとともに、増えたコマを割り振って主要教科をほぼ毎日設け、基礎学力の定着を目指す試みです。理科の実験では、分割分を足してゆとりを持たせるなどメリハリもつけました。文部科学省によると2分割授業は全国的に珍しい取り組みで、学校側は学力がアップしたと説明しています。

■主要教科 ほぼ毎日学習!

 1年の教室で、授業開始のチャイムの少し前に数学が始まりました。生徒は教諭の計算問題に答え、方程式を解きます。開始から25分。教諭が授業を切り上げると、代わりに英語教諭が入室。終了のチャイムまで単語学習やリーディングを進めました。

 短時間授業は昨秋導入しました。全国と同様、学力の低位層が増える傾向があり、集中力が続かない生徒もいたため、それぞれ週3コマだった1年の数学と英語の1コマを半分に分割。増えたコマを授業のない日に回して各週4コマにし、基礎内容の反復学習に充てました。

 一方で、2年は、数学の1コマを25分授業にして理科実験に充当。75分あると3つの実験も可能で、失敗してもやり直しがきく。穴田篤志さん(14)は「ゆっくり学べて、化学式も覚えやすい」と話します。

 学校のアンケートに、生徒には「授業の進み方が遅い」などの意見もあったが、6割は評価。「50分授業は飽きることもある」と言う2年の東歩佳さん(14)のように、多くは集中力が増す効果を実感している様子です。

 9月に実施された民間主催の5教科テストで、同校2年の平均点が福岡県の平均を上回りました。1年前よりその差が拡大し、学校側は学力向上の手応えをつかんでいます。

 同省によると、このような時間割の弾力的な運用は「モジュール学習」と呼ばれ、取り組んでいる学校はあるが、1コマを2分割する試みは「聞いたことがない」(教育課程課)。福岡市教育委員会は研究指定して効果に注目しています。

 同校教務主任の古賀成幸教諭(48)は「時間割作成は大変だが、生徒が分かりやすい授業をさらに進めるため改善を加えたい」と話しています。

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2008年10月16日

写真と言葉で脳トレ 岐阜大の藤田講師が考案

 脳科学を専門とする岐阜大医学系研究科の藤田雅文講師(60)が、写真と言葉を使って脳を鍛えるトレーニング方法を開発した。カメラメーカー「ニコン」も研究に参画し、各務原市内の小学生らを対象に実証試験をしています。基礎学力向上や認知症予防に役立つプログラム開発への応用を目指しています。

 考案されたのは▽集中持続力▽注意の振り分け力▽記憶力−を鍛え、美しい写真や良い言葉による感性を育成する方法です。具体的には、写真を画面で9秒間見せ、その間に絵解きの言葉を聞かせます。写真は60枚あり1周したら、20分後にもう一度写真と言葉が繰り返されます。2週目では、部分的によく似た写真や言葉に入れ替えます。写真と言葉が1、2周目で同じかどうか、それぞれを○と×で回答。どんな写真が心に残ったかを書く項目もあります。

 各務原市蘇原第二小が6月から試験導入し、全児童が毎月2回、国語の時間などにトレーニングしています。

 15日には同校で、お年寄りら市民を対象にした教室も始まりました。この日の問題はニコン社が制作を担当。松尾芭蕉の俳句が読まれたり、大きなくちばしを持つ南米の鳥オオハシの写真が使われたりと、受講者が興味を引く工夫を凝らしました。同小では、これまで4回の脳トレを実施。最初は全学年で写真の正誤に関する正答率が高かったが、回を重ねるごとに言葉の違いを指摘する問題の正答率が高まりました。

 藤田講師は「視覚情報を言葉と関連させて把握する力は脳の前頭前野で働く人間特有のもの。この力はコミュニケーション能力にも必要で、開発した方法でこれらの力が伸びることを示したい」と話しています。今後、教科学習で必要な単語や現象を問題に盛り込み、より記憶に定着するよう改良を加えていく方針です。

 中村敏朗校長は「児童が楽しんで取り組んでいる。記憶力や表現力の向上に役立ってくれれば」と期待しています。


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2008年10月08日

<学力テスト>結果の開示、文科相が不快感

 鳥取県南部町教育委員会が、情報公開請求に基づき全国学力テストの学校別成績を開示したことについて、塩谷立文部科学相は7日の閣議後会見で「あってはならないこと。問題があると思っている」と批判しました。

 テストの実施要領は、市町村教委や学校が自ら成績を公表することは認めているが、都道府県・市町村教委が域内の市町村・学校の成績を一律公表することは禁じています。塩谷文科相は一方で、こうした公表基準について「2年間実施してきた状況を見ながら検討していく必要がある。いろんな意見もある」とし、見直す可能性も示唆しました。


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2008年10月07日

市岐阜商移管問題:「議会で方向を」市長が発言 

学校法人「立命館」(京都市)が提案している岐阜市立岐阜商業高(市岐阜商)の立命館への移管問題について、岐阜市の細江茂光市長は6日の会見で「12月の市議会で何らかの形で議論が進み、方向性が出せればありがたい」と述べました。
 既に09年度の市岐阜商の募集や入試は、例年どおり行われることになっているが、細江市長は「受験時期までには、(市岐阜商の将来について)ある程度方向が出ているのが望ましい」と説明しました。
 移管問題について結論を出す時期については、立命館の川口清史総長が8月に行った講演の後で「岐阜市には、今年12月ごろまでに結論をもらえればありがたい」と求めました。

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2008年10月02日

愛知県犬山市教委:大島氏に委員辞令 全国学力テスト、参加の可能性も

 全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)に参加していない犬山市の新教育委員に決まった会社経営、大島克己氏(67)=同市羽黒新田=に1日、田中志典市長から辞令が交付されました。これで教育委員6人のうち、明確にテストに反対している委員は2人となり、来年のテストに参加する可能性が出てきました。
 大島氏は、テストに反対だった大学教授(任期満了で先月末に退任)の後任として田中市長が選任し、9月の市議会で同意されました。市長の資金管理団体に献金したことが明らかになっており、市長寄りとみられています。また、再任が決まった加藤武司委員(68)にも1日、辞令が交付されました。任期はいずれも4年です。
 大島氏は「教育委員会はイデオロギーの衝突の場でない。教育現場がやりやすい方策について建設的な意見を交わし、行政との橋渡し役として活動したい」と抱負を話した。加藤委員は「何事も率直に話し合える明るい教育委員会にしていく」と語りました。


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